2020.7.16
海老名市リフォームコラム|マンションの下の階の人から騒音苦情
目次
・マンションの上階下階の音が伝わる仕組み
・マンションの騒音トラブルの事例
・騒音対策
海老名市や綾瀬市のマンション中で、ご近所トラブルで最も多いのは「騒音トラブル」です。マンションに住んでいる人なら誰しもにあり得る身近な問題ではないでしょうか。上の階の人の音が気になる人も、自分の音が隣人や上階下階の人に迷惑をかけていないか心配な人も、防音対策をして安心を手に入れましょう。今回は快適な暮らしに役立つ防音対策をご紹介します。
| マンションの上階下階に音が伝わる仕組み
海老名市や綾瀬市のマンションに暮らすうえでご近所同士の騒音は最も身近なトラブルのひとつです。海老名市や綾瀬市の集合住宅でも騒音のトラブルは多く、2019年度に総務省の公害等調整委員会に寄せられた苦情の中でも騒音に関するものは多く、「騒音」「振動」の処理期間は長期化する傾向にあると報告されています。
そもそも音がほかの上下階に伝わってしまう仕組みはどのようになっているのでしょうか。
音には空気伝播音(くうきでんぱおん)と固体伝播音(こたいでんぱおん)があります。空気伝播音は音が空気によって伝達するもので話し声やテレビの音などが代表的です。固体伝播音は椅子を引く音や子どもが走る音など、床や外壁を振動させて、音となって現れるものです。
空気伝播音は壁が厚かったり、壁の間に吸音材が入っていたりと、マンションの構造上の工夫でかなり防ぐことができますが、固体伝播音を防ぐには、床の施工に防振ゴムや静床を使用するなどの方法がありますが、防ぐのが難しいです。
固体伝播音は振動によって音がつくり出されるわけですから、壁や床を厚くしても糸電話のように音が伝わってしまいます。そうなると、なかなか予防することができないのです。
海老名市や綾瀬市に限らずマンションの場合、隣の家との壁や上下階の家と床の空洞部分で音が増幅されて大きく伝わり、騒音になる現象がありその現象を建築の業界用語で「太鼓現象(たいこげんしょう)」といいます。
家と家との間に空洞、すなわち空気の層になっているものは、分厚い壁の強度を保ちながら軽くしたり、断熱などのメリットもあります。しかし防音という面ではデメリットにもなってしまいます。
|マンションの騒音トラブルの事例
では、マンションの騒音トラブルは実際はどんなものなのでしょうか?
騒音トラブルと人間関係は密接にかかわっているのでご近所で問題や関係がこじれると大変です。ポストに直接、匿名で苦情の手紙が入っていたり、直接ドアを叩いてクレームを言う人もいます。
騒音が気になる人はとにかく気になってしまい、時間帯によっては眠ることができず、不眠症やノイローゼになってしまう人もいます。気になり出してしまうと、ちょっとした物音にもメンタルがまいってしまうのです。海老名市や綾瀬市のマンションに住んでいる以上、どうしてもご近所の生活音はしますので、これは終わりがない苦しみです。裁判を起こしたとしても公害レベルの騒音でなければ勝訴するのは難しいので、気にしている人は毎日苦しむしかないのです。騒音を出している当事者が騒音に対して気づいていない場合もあります。
人間関係のこじれや精神衰弱にまで発展しかねない騒音トラブル。できれば悩まされずに穏やかなマンションライフを送りたいですよね。予防する方法や解決方法はあるのでしょうか?
|騒音対策
小さな子どもがいる場合はカーペットだけでは防音対策になりません
床を通って階下に伝わる床衝撃音を対策する場合、カーペットを敷いただけではあまり効果は期待できません。
床衝撃音は振動がマンションの構造体を伝わって響いてくる音なので、マンションの構造体が揺れないように防音マットを敷くと対策になります。
海老名市や綾瀬市のマンションにお住いで防音対策をご検討の方は是非、秀建リフォームにお問い合わせください。