2020.9.3
海老名市リフォームコラム|F☆☆☆☆とホルムアルデヒド
海老名市で内装リフォーム、中古マンションや中古住宅のリノベーションを検討している方、家のDIYしている方に知識として知っておいてほしいのは「F☆☆☆☆(エフフォースター)」と「ホルムアルデヒド」という言葉とその意味です。2つとも内装に関する言葉ですが今回はこちらをご紹介します。
|F☆☆☆☆ってなに?
F☆☆☆☆は、「エフフォースター」と読みます。住宅の内装に使われる建材の中で、ホルムアルデヒドの発散量が最も少ないランクを示す等級のことです。
平成15年7月に施行された建築基準法で、シックハウス(建材や調度品などから発生する化学物質)のうちホルムアルデヒドの住宅への使用が規制されることになりました。内装の仕上げの制限と24時間換気の義務付けが大きなポイントとなっています。
内装の仕上げについては、ホルムアルデヒドを発散する建材を使う時に面積制限を行うことになっており、JASやJISの基準で「F☆☆☆☆(エフフォースター)」の等級なら制限なくいくらでも使うことができますが、「F☆☆☆」の場合は床面積の2倍までしか使えず、さらに「F☆☆」より下のランクの建材は使用を禁じられています。
結果、建材メーカーはF☆☆☆基準以下の内装材の製造を中止し、F☆☆☆☆(エフフォースター)の商品へと切り替えたので、市場に出回っている内装建材にはF☆☆☆☆(エフフォースター)のものがほとんどとなりました。
無垢材のフローリングや自然塗料や塗り壁(漆喰やモルタルなど)は、ホルムアルデヒドをそもそも発散しないと考えられるため、規制の対象外とされています。
(ホルムアルデヒドは自然界に存在しているため、ゼロではありません。)
|ホルムアルデヒドとは
ホルムアルデヒドは、基本的に目で見えない無色透明な気体です。
ホルムアルデヒドには防腐効果があり、水に溶けやすいという性質を持っているので、水に混ぜて防腐剤として用いられます。ホルムアルデヒドは揮発性で水の中から空気中に出ていきやすいという性質も合わせ持っています。空気中に出ていく時にツンとする独特なニオイを発します。
ホルムアルデヒドのツンとするニオイに悩まされる人は少なくありません。ホルムアルデヒドが原因のシックハウス症候群により、のどや目、鼻といった粘膜系の不調に悩まされたという人が、今までも数多くいらっしゃいます。
ホルムアルデヒドの発生源として最も多いのは、家具につかわれている合板や建材の合板です。
現在は建築基準法によってホルムアルデヒドの使用量が制限されています。しかし、規制される前につくられた古い家や家具はホルムアルデヒドを多く含んでいる可能性があります。
ホルムアルデヒドは10年以上経過した家や家具でも空気中に溶け出すことがある物質なので、古い家に住んでいたり、古い家具を使ったりしている人は注意が必要です。空気清浄機を置いたり、換気をこまめにする、家具を買いかえたり、賃貸の場合は引っ越すことが一番の解決になるとおもいます。
木材を使用した家具や建材を購入する時は必ず「F☆☆☆☆」の表記を確認してみてください。
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