2020.12.15
海老名市リフォームコラム|適切なお手入れで長い安心を!屋根リフォームの基礎知識
みなさんこんにちは!海老名のリフォーム&増改築専門店の秀建です。秀建は海老名西口で気軽にリフォームの相談ができるリフォームショールームを展開しております!
部屋の中は良く目につき汚れや劣化にも気が付きやすいですが、家の外はなかなか気が付きにくいものですよね。特に屋根はなかなか見えないので余計気づきにくい箇所です。
最近、訪問リフォームの営業が良くくるとか、茶色いぽつぽつが目立ってきた、白く色あせてきたなどあればそれはお手入れ時期を迎えているサインです!屋根リフォームは美観を整えるために行うものではありません。
今回は屋根の塗装工事をテーマに、工事を行う本当の目的や塗料についてをお話ししたいと思います。
スレート屋根や金属屋根と呼ばれるものは表面に塗装が塗られており、その塗膜が雨水の進入などを防いで家を守っています。屋根は常に、雨風や日光の紫外線、砂ホコリなどにさらされていて、このような外的要因で少しずつ劣化をしていきます。築10~15年経つと塗膜が劣化し防水機能も劣化します。雨が降った時に屋根をみて、水滴がにじむようであれば塗膜が劣化している状況です。
この状況を放置していくと、金属製の屋根ではサビが進行し素材自体がもろくなってきます。スレートやセメント瓦であればコケやカビが発生し素材が浸食されてきます。そのような状態になると屋根下地にも水シミがおこり屋根全体が痛んできてしまうのです。塗装工事の本来の目的はただ単にイメージチェンジや美観のためではなく、塗装によって塗膜をつくり家を守り、家の寿命を延ばすことです。
安心してくらせる家にするには、定期的なメンテナンスが重要です!
屋根は外壁より早く劣化します。屋根の環境は建物の中で最も過酷で、同じく塗装を行う外壁よりも早く痛んでしまいます。10~12年もつ耐久性の塗料で塗ったとしても、日差しが良く当たる南側の屋根などは8~10年で塗膜が劣化してきてしまうなど、屋根の劣化はとても早いのです。
外壁の劣化は、外壁に触った手や服が白くなるなど気が付きやすいですが、外壁の劣化に気が付いた時は屋根はもっと劣化している可能性があります。
その点を考慮すると、外壁と屋根材を同じ耐久性の塗料で塗り替えると塗装のメンテナンスサイクルがずれてしまいます。屋根の劣化に合わせて外壁も塗ると、外壁の塗膜はまだ大丈夫なのでもったいない感じがありますしね。
塗装工事には足場が必須で、その足場費用も一般的な住宅ですと10万円~20万円かかります。別々の時期に塗装してしまうと足場費用がそれぞれかかってしまうので、やはりメンテナンスサイクルを一緒にする方がお得です。
メンテナンスサイクルを同じにするために、屋根の塗料は外壁の塗料より1~2ランク上の塗料を選んでみてください。外壁にウレタン塗料を施すのであれば屋根はシリコン塗装にするなど、予算に余裕がある場合は屋根の塗料のランクを上げることをお勧めします。
現在主流の塗料を耐久年数でランキングすると・・・(耐久年数は外壁の年数でしるしています。屋根だと20%~30%耐久年数が短くなります。)
第4位 耐久年数6年 ウレタン系塗料
予算の都合上、あまり予算を掛けたくない方におススメ。密着性が良いので塗料のはがれが気になるところに使えます。
第3位 耐久年数13年 シリコン系塗料
価格と耐久年数のバランスが良く人気がある、現在最も主流の塗料です!
第2位 耐久年数18年 フッ素系塗料
塗装コストは高めですが耐久年数が長く、長い目で見ると1年当たりのコストは安い塗料です。
第1位 耐久年数20年 光触媒塗料
太陽の光で汚れを分解し、雨で洗い流す塗料です。耐久性とキレイの長持ちを考える方におススメです。
これ以外にも色々な塗料がありますが、よく使われるのは上記の物です。この中でコストと耐久年数を考慮して屋根と外壁塗装の組み合わせでおススメなのが
<屋根>フッ素系塗料 ×<外壁>シリコン系塗料
上記の組み合わせだとメンテナンスサイクルを同じ年数にできます。
塗り替えの際は、各塗料の特徴とコスト、耐久年数を考慮して検討してみてください。
悩んでしまう方は、塗装を依頼する会社の方に相談してみて下さい。あなたに合った組み合わせを提案してくれるはずです!
屋根のお手入れ(塗装工事)について説明させて頂きましたが、人も屋根も適度なメンテナンスを行うと長く、快適に過ごすことができます。せっかく手に入れた理想的な住まいを、キレイに快適に維持していくために、定期的なお手入れを計画してみてください。
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