2018.5.29
藤沢市リフォームコラム｜ふかし壁でTVを壁掛けにする
みなさんこんにちは！
海老名市のリフォーム＆増改築専門店の秀建です。
リビングをおしゃれなスッキリとした空間にしたいけど、ソファ、ラグ、Lowテーブル、フロアライトなどお気にい入りの家具を揃えようとプランを立てても、空間に生活感を出してしまう。その原因は「TV」です。TVとTVボードがあると、どんな素敵な家具を揃えても、洗練されたインテリア空間の中に「ザ・家電」感がでてしまうことは否めません。
いろんなハウスメーカーのCMや高級ホテルの部屋をネットで調べてみると出てくるのが壁掛けTVです。TVを壁掛けにするだけで、TV自体のスマートで美しいフォルムも際立ち、インテリアとしてもスッキリとキレイに収まって見えます。それでは現在、住んでいる家でどのようにすればTVを壁掛けにできるのか方法をご紹介致します。
｜マンションの場合
分譲マンションの場合、リビングの壁が隣家との界壁になる間取りほとんどです。RC造の耐力壁のため、後から直接アンカーを打って何かを取り付けることを禁じているマンションが多いのが現状です。その為、壁にTVを取り付けたい場合はふかし壁を設け、下地代わりにします。
建築用語で「ふかす」とは、仕上げ面を前に出すことを指します。下の写真や図のように、納まり上、あるいはデザイン上、「ふかす」ことが多いです。ふかし壁の裏側にLRDテープライトをつけて写真のように高級感のある雰囲気にすることもできます。TVのコードや金具もふかし壁の中に収まり、すっきりとキレイになります。
｜木造の一戸建ての場合
一戸建てだから、家の壁にそのまま壁掛けTV用の金具をとりつけてしまおう！なんてことは気軽にはできません。木造の場合「間柱」が等間隔にあり、そこに防火性・遮音性などに優れた「石膏ボード（プラスターボード）」を取り付け、その上に塗装や壁紙を貼っています。石膏ボードは柔らかく、石膏ボード自体にTVのような重量のあるものを設置できるような金具を取り付けることができません。石膏ボードの壁にTVを取り付けたい場合は柱の場所を探して柱にネジを締めて固定するか、柱のない空洞の場所でも取り付け可能な「アンカー」を使うかの2種類に分かれます。
どちらの場合も壁の下地を入れる作業があるので、ご自身のDIYで仕上げるにはとても大変です。TVを壁掛けにしたいと思った場合は是非、お近くのリフォーム専門店に相談してみて下さい。
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