2025.12.27
床暖房のつけられる場所|海老名・綾瀬・座間・大和でリフォーム
|床暖房はどこに設置できる?
冬の寒さが厳しくなると、住まいの快適性を大きく左右するのが「暖房設備」です。
特に海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・厚木市などの神奈川県央エリア、また藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町などの湘南エリアでは、朝晩の冷え込みと日中の寒暖差に悩まれる方が多く、リフォームのご相談でも床暖房の導入を検討されるケースが年々増えています。
床暖房というと「リビングだけに設置するもの」というイメージをお持ちの方も少なくありません。しかし近年では、新築住宅はもちろん、既存住宅のリフォームでも家全体に床暖房を取り入れるプランが現実的になってきました。
では実際に、床暖房はどこまで設置できるのでしょうか。
本コラムでは、床暖房を設置できる場所・空間別の特徴とあわせて、床暖房リフォームのメリット・注意点・エリア特性まで詳しく解説します。
|床暖房を設置できる場所一覧とそれぞれのメリット
◆リビング|床暖房リフォームで最も人気の空間
床暖房といえば、まず思い浮かぶのがリビングです。
リビングは家族が集まり、長時間過ごす場所であるため、足元から部屋全体を均一に暖める床暖房との相性が非常に良い空間です。
ストーブやファンヒーター、ホットカーペットなどの置き型暖房が不要になり、
・インテリアがすっきり
・小さなお子様やペットの安全性向上
・掃除のしやすさ向上
といったメリットも生まれます。
海老名市や大和市の戸建てリフォームでは、「LDKの床を張り替えるタイミングで床暖房を同時施工する」
ケースが特に多く見られます。
◆ダイニング|食事中の冷えを防ぎ、家族時間を快適に
ダイニングは座っている時間が長く、特に冬場は足元が冷えやすい場所です。
床暖房を導入することで、食事中も体が冷えにくく、団らんの時間がより快適になります。
エアコンの風が直接当たらないため、料理が冷めにくい点も床暖房ならではのメリットです。
◆ キッチン|立ち仕事の足元冷え対策に最適
キッチンは立ち仕事が多く、エアコンではどうしても足元が冷えやすい空間です。
床暖房を設置することで、調理中の足元の冷えを解消し、家事の負担軽減につながります。
特に湘南エリアの住宅では、冬でも日中は暖かい反面、朝夕のキッチン作業が冷えるというお悩みが多く、部分的な床暖房リフォームとしてキッチンのみ施工する事例も増えています。
◆洗面室・脱衣室|ヒートショック対策として注目
洗面室や脱衣室は、意外と滞在時間が長く、かつ家の中でも特に寒くなりやすい場所です。
冬場の冷えた床は、ヒートショックのリスクを高める要因にもなります。
床暖房を設置することで、
・入浴前後の温度差を軽減
・朝の身支度が快適
・高齢のご家族にも安心
といった効果が期待できます。
厚木市・座間市などでは、浴室リフォームと同時に洗面室の床暖房を導入される方が増えています。
◆浴室(洗い場)|冬でも快適なバスタイムへ
冬の浴室は、特に洗い場の床が冷たく、入浴が億劫になりがちです。
床暖房を洗い場に設置することで、足元の冷えを解消し、快適なバスタイムを実現できます。
近年は浴室専用の床暖房システムも進化しており、リフォームでも対応可能なケースが増えています。
◆トイレ|短時間でも感じる寒さを解消
冬のトイレは寒さを我慢してしまいがちですが、これは体にとって大きな負担です。
床暖房を設置することで、ヒートショックや血圧変動のリスク軽減につながります。
特に寒川町や綾瀬市など、朝晩冷え込みやすい地域では、トイレ床暖房の需要が高まっています。
◆寝室|朝晩の冷え込みを軽減し、快眠をサポート
寝室は暖房をつけるほどではないものの、床の冷たさが気になる場所です。
床暖房があれば、就寝前や起床時も快適な室温を保ちやすくなります。
リビングで寝落ちしてしまう、というお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
◆子供部屋|集中力と安全性を両立
床暖房は、風が出ないためホコリが舞いにくく、空気を汚しません。
そのため、子供部屋にも非常に適しています。
床での遊びや勉強も快適になり、集中力の向上や安全面の確保にもつながります。
◆玄関・廊下|見落とされがちな冷え対策が健康を守る
玄関や廊下は、家の中で最も温度差が生じやすい場所です。
リビングとの温度差が大きいと、ヒートショックの原因になります。
床暖房を導入することで、家全体の温度バランスが整い、健康的な住環境を実現できます。
◆ウォークインクローゼット|湿気・冷え対策にも効果的
クローゼット内は湿気がこもりやすく、冬は冷えやすい空間です。
床暖房を取り入れることで、衣類の冷えを防ぎ、身支度の時間も快適になります。
大和市の床暖房施工事例は→コチラ
|床暖房リフォームのメリットを徹底解説
◇足元から暖まる「輻射熱」で快適性が高い
床暖房は遠赤外線による輻射熱で、床からじんわりと部屋全体を暖めます。
エアコンのように温風を循環させないため、足元から自然な暖かさを感じられます。
◇省エネ性とランニングコストのバランスが良い
床暖房は初期費用こそかかりますが、
・設定温度を低めにしても体感温度が高い
・部屋全体を効率よく暖められる
といった理由から、光熱費を抑えやすい暖房方式です。
電気式・温水式など、住まいの条件に合わせた選択も可能です。
◇メンテナンスが少なく、長寿命
床暖房は基本的に床下に設置されるため、
・故障が少ない
・日常的なメンテナンスがほぼ不要
というメリットがあります。
リフォーム後も長く安心して使える設備です。
◇空気が乾燥しにくく、健康的
風を使わない床暖房は、ホコリを舞い上げにくく、空気を乾燥させにくいのが特徴です。
小さなお子様や高齢者のいるご家庭にも安心です。
|床暖房リフォームを成功させるための注意点
◆断熱性能との組み合わせが重要
床暖房の効果を最大限に発揮するには、床下断熱や窓断熱との併用が重要です。
神奈川県央・湘南エリアの住宅でも、断熱リフォームと同時施工することで、体感温度が大きく向上します。
◆後付けリフォームは床構造の確認が必須
既存住宅への床暖房リフォームでは、
・床の高さ
・下地構造
・仕上げ材
の確認が不可欠です。
経験豊富なリフォーム会社に相談することで、無理のない施工計画が立てられます。
◇床暖房が後付けできない・注意が必要な場所とは
床暖房リフォームでは、床の構造や建物条件によって後付けが難しい、または推奨できないケースがあります。以下は、実務上よくある注意点です。
・床下に十分な施工スペースが確保できない場合
床暖房は、床材の下に発熱体や配管を設置する必要があります。以下の場合は後付けが困難なケースがあります。
①床下空間が極端に狭い
②床を解体できない構造
➂床の高さをこれ以上上げられない
特にマンションでは、床の段差制限や管理規約の影響を受けることが多く、事前確認が必須です。
・コンクリート直貼り床で断熱層が確保できない場合
築年数の古いマンションや一部の戸建て住宅では、
コンクリートに直接床材を貼っている構造(直貼り床)の場合があります。
この場合、断熱材を入れる余地がなく、
床暖房を設置しても熱が下階や地面に逃げてしまい、
十分な暖房効果が得られない可能性があります。
・水が常時かかる床・屋外空間
床暖房は基本的に室内専用設備です。
・屋外テラス
・土間(屋外扱いの玄関)
・常時水がかかる屋外床
といった場所では、安全性・耐久性の面から設置不可または非推奨となります。
※浴室の洗い場については、専用仕様の床暖房に限り対応可能です。
・床材が床暖房に対応していない場合
床暖房は、使用する床材との相性が非常に重要です。
・無垢フローリングの一部
・厚みのあるフローリング
・床暖房非対応のクッションフロア
などは、反り・割れ・劣化の原因となるため、そのままでは施工できません。
床暖房リフォームでは、床材の張り替えを前提とした計画が必要になるケースが多くなります。
・建物の断熱性能が著しく低い場合
断熱性能が不足している住宅では、
床暖房を設置しても暖かさを感じにくく、光熱費だけが増えてしまう恐れがあります。
そのため、
・床下断熱
・窓の断熱(内窓設置など)
といった断熱リフォームとの同時施工が推奨されます。
|神奈川県央・湘南エリアで床暖房リフォームをご検討中の方へ
海老名市・大和市・綾瀬市・座間市・厚木市、そして藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町などのエリアでは、地域特性や住宅構造に合わせた床暖房リフォームが重要です。
床暖房は「贅沢な設備」ではなく、暮らしの質と健康を守るための設備です。
リフォームを検討する際は、将来を見据えた住まいづくりとして、ぜひ床暖房も選択肢に入れてみてください。
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