2026.2.26
【シーリング(コーキング)工事】の打ち替えと増し打ちの違い|海老名・綾瀬・座間・大和でリフォーム
外壁塗装で重要な「シーリング工事」
~打ち替え工事と打ち増し工事の違いを正しく理解しましょう~
外壁塗装のリフォームを検討していると、「シーリングの打ち替え工事」「シーリングの増し打ち工事」という専門用語を目にすることがあります。
この違いを正しく理解していないと、見積もり内容の良し悪しを判断できず、結果的に耐久性の低いリフォームになってしまうことも少なくありません。
特に海老名市では、新築から約10年前後で外壁塗装を検討されるケースが多く、その時点でシーリング(コーキング)はすでに大きく劣化していることがほとんどです。そのため、原則として「打ち替え工事」が必要になります。
にもかかわらず、一部の塗装業者ではコストを抑えて見積もりを安く見せるために、増し打ち工事で済ませるケースもあります。
劣化が進んだ状態で増し打ちを行うと、シーリング本来の防水性・耐久性が確保できず、せっかくの外壁塗装が短期間で劣化してしまう原因になります。
高額な費用をかけて外壁リフォームを行うからこそ、シーリング工事の内容までしっかり確認することが重要です。
|シーリング(コーキング)の役割とは?
一般的に「シーリング」と「コーキング」は同じ意味で使われていますが、厳密には外壁目地などに使用する材料は「シーリング材」と呼ぶのが正確です。
ただし、リフォーム業界や塗装業界では両者を同義語として扱うことがほとんどです。
シーリング(コーキング)の主な役割は以下の通りです。
・外壁材の目地からの雨水の侵入を防ぐ
・建物の揺れや温度変化による外壁材の動きを吸収する
・外壁全体の耐久性・防水性を維持する
このシーリングが劣化すると、ひび割れや剥離が起こり、雨漏りや外壁材の劣化につながります。
|シーリング(コーキング)の打ち替え工事とは?
打ち替え工事とは、劣化した既存のシーリング(コーキング)をすべて撤去し、新しいシーリング材を充填し直す工事です。
<打ち替え工事の特徴>
・劣化部分を完全に除去できるため、耐久性・防水性が高い
・新築時と同等、またはそれ以上の性能を確保しやすい
・施工には手間がかかるが、長期的に見て安心
シーリング材は下地にしっかり密着しているため、撤去作業には技術と時間が必要です。その分、適切に施工された打ち替え工事は、外壁塗装の寿命を大きく左右します。
海老名市で築10年以上経過している住宅の場合、ほとんどのケースで打ち替え工事が推奨されます。
|シーリング(コーキング)の増し打ち工事とは?
増し打ち工事は、既存のシーリング(コーキング)を撤去せず、その上から新しいシーリング材を被せる工事です。
<増し打ち工事の特徴>
・既存シーリングの撤去が不要なため、施工が早い
・工事費用を抑えやすい
・条件を満たさないと、耐久性が著しく低下する
・窓まわり、サッシ廻りは溝が深いため防水対策で、あえて増し打ち工事が推奨されます
一見メリットが多いように見えますが、すべての住宅に適しているわけではありません。
増し打ち工事を行うためには、以下の2つの条件を満たしている必要があります。
増し打ち工事が可能な条件①
♦︎既存のコーキングがあまり劣化していない場合
・塗膜でしっかり保護されている
・亀裂や肉やせがほとんど見られない
・弾力性が保たれている
このような状態でなければ、上から新しいシーリング材を施工しても、下地ごと早期に劣化してしまいます。
増し打ち工事が可能な条件②
♦︎サイディングボードの厚みが15mm以上ある場合
現在のサイディングボードは14mm以上が主流ですが、2008年以前の住宅では12mm以下のものが多く使用されています。
シーリングメーカーが推奨するシーリングの厚みは10mm以上です。
しかし、サイディング厚が12mmの場合、バックアップ材(3mm~5mm)を入れると目地の深さは約7mm程度しか確保できません。
さらに、劣化した既存シーリングは厚みが約5mm程度まで減っていることが多く、その上に増し打ちしても、新しいシーリング層は2mm前後しか確保できないケースもあります。
サイデイングボード材12mm – バックアップ材5mm=シーリング材7mm←耐久性不足
サイデイングボード材15mm – バックアップ材5mm=シーリング材10mm←耐久性不足※
※10mm達しても、劣化した既存シーリングはカウントされません。シーリング材は1層で、均一な厚みがあり、均一な弾力性を持つことで、初めて性能を発揮します。
よって、「既存5mm + 新規5mm =新品10mm」という考えは成立しません。
耐久性を確保するには、合計で10mm以上の新規コーキング材が増し打ちできることが必要です。
海老名市近郊の県央エリアで外壁塗装を検討する際の注意点
シーリングの打ち替え・増し打ちについて詳しく知っている方は多くありません。
その知識不足につけ込み、本来は打ち替えが必要な状態でも増し打ち工事を提案する業者が存在するのも事実です。
後悔しない外壁塗装リフォームのためには、
・見積書に「打ち替え」「増し打ち」が明記されているか
・どの箇所なのか、なぜその工法なのか、根拠を説明してもらえるか
・複数業者から見積もりを取り、内容を比較する
外壁塗装は見た目だけでなく、建物を長く守るための重要なリフォームです。
シーリング工事の内容までしっかり理解したうえで、信頼できる業者を選ぶことが、結果的にコストパフォーマンスの高いリフォームにつながります。
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