「エクステリア」「外構」のリフォームでは、こんなことができます!
簡単に言うと、家の外のコーディネート全般を指します。外装や外構とも呼ばれております。リフォーム箇所としては、屋根、 外壁、床下、サンルーム、駐車場、駐輪場、庭、花壇、門、柵、フェンス、家全体の害虫駆除などです。
秀建で行ったことのあるエクステリアリフォームをほんの一例ですがご紹介させていただきます。
- インテリアリフォーム取り扱い工事の例
屋根の葺き替え・張り替え
外壁の塗り替え・塗装
雨戸の塗り替え
雨どいの掃除・交換
ウッドデッキ・テラスの取付け・修理
カーポート・車庫・ガレージの設置・修理
駐車場の増設
駐輪場(自転車置き場)の設置・整備
門・柵(フェンス)の整備
玄関アプローチの整備
防犯照明の工事
ガーデン・庭・花壇まわりの工事
ガーデンルームの設置
垣根・塀の掃除・整備
物置設置
サンルームの設置
ひさしの設置
バルコニーやベランダの設置
屋上緑化工事
コンクリートの割れ補修工事
除草シート敷き
砂利敷き
植栽(撤去・移植含む)
造成・盛土
芝生張り
家の外まわりは、見知らぬ人が外を通りがかったときに見られる部分であり、家の見られ方が最も気になるところになりがちです。だからと言って、外観ばかりを気にしていては、エクステリアリフォームは成功しません。まずは、なぜリフォームをしたいのかを明確にする必要があります。
例えば、家族構成は将来どのように変化していきますか?
お子様が増えるなら、自転車置き場を大きくする必要があるかもしれません。それも雨ざらしになっている自転車置き場では自転車が錆びだらけになってしまうので、大きめの屋根を取り付けるのがよいでしょう。車を2台持つのであれば、それに適した広さのガレージを設けておかなければならないでしょう。駐車場や自転車置き場を広げるに当たって、どの敷地を使うのかという、位置の考慮も必要です。このように、敷地の広さや現在の使い方と、将来の家族構成を照らし合わせることが大切であるという前提のもと、まずは大 まかな位置と大きさを決める、ゾーニングをしていきましょう。
気に入ったパーツだけを組み合わせるとバランスが崩れることが往々にしてあります。エクステリアは内装リフォームと異なり、 住まいの顔とも言える外観の装飾の要素があります。心地よく生活するために街並みとの景観も考慮に入れつつ自分の好みを出していきましょう。また、人が歩く部分、見えるもの、隠すものを上手に取り入れ、整理して配置すると、快適な空間に繋がっていきます。
「住まいの顔」という観点でみると、外装リフォームは凝りに凝ってしまう方がいらっしゃいます。しかし、住宅の外まわりは、非常にメンテナンスに手間がかかることもあるということを忘れてしまってはいけません。たとえば、庭をリフォームすることを考えてみましょう。いくら植物が好きでも、ご夫婦ともにお忙しければ、庭仕事や庭のお手入れに時間はあまりかけられません。
また、風景の一部として考え季節感を演出する庭を味わいたいのか、それとも友人を招いてバーベキューなどに積極的に使っていけるように仕様を工夫したいか、はたまたただキャッチボールができるような広さの空間があればいいのか。もちろん、季節感を演出した庭ですと、花壇の手入れに労力がかかりますし、バーベキューが出来る庭ですと、その準備や片付けが楽な庭がいいでしょう。
ただ広々とした空間として庭を確保したいという場合には、あまりメンテナンスに労力は要りません。 こういった、将来的な空間の使い方とその維持の労力のバランスが取れるように、外回り工事を行いましょう。
家の中は毎日目にするので、状態は比較的わかりますが、盲点となっているのが外側です。最後に自宅の外壁をじっくりみたのはいつでしょうか。新築でもリフォームでも家の内側はお金をかけますが、外側は必要最低限の金額しかかけないことが多く、そのままにしておくと水漏れが発生して最悪の場合、家の崩壊に繋がってしまいます。
ここではそれぞれの種類の特徴とその対処法をお伝えしていきます。
モルタル壁
モルタル壁とは網状の金物(ラス)などの上からモルタル(水・砂・セメントを調合したもの)を塗り、その上から塗装して仕上げたものです。サイディングが普及する20~30年前の日本の木造家屋の大半はモルタル壁でしたが、モルタルの割合は近年減少しております。防水機能は表面の塗装が役割を担っており、その効果は10年前後です。ですので、10年以上、外壁の手入れをしていないお客様は塗料の劣化で防水機能が落ちている可能性がありますので、一度ご自身で状態を確認することをオススメいたします。壁を触って白い粉状のもの(チョーキング現象)やモルタルのひび割れ(窓の下に多い)や、苔やカビの付着(北面に多い)などがある場合は要注意です。壁だけの塗り替えの場合は費用が50万円前後です。
サイディング
サイディングとは外壁材の種類のことで、工場で生産したサイディングボードを現場でつなぎ合わせて外壁とします。近年モルタルに代わり普及してきております。これはモルタルと比べ、柄や色のバリエーションが豊富でデザイン性があるだけでなく、工期が短いなどの特徴があるからです。断熱性も優れており、新築では70%以上外壁がサイディングを使っております。
リフォームではまだまだ少ないですが、今後増えてくることが予想されます。ただし、サイディングはモルタル壁の塗り替えに比べ、1.5~2倍の費用がかかります。また工期も、モルタル壁の塗り替えは10日前後であるのに対して、サイディングの張替えは2~3週間の施工期間を用します。また、サイディングは塗装と違い板金工が施工を行うので、リフォーム会社によっては知識がなく、全て外注を行う業者もあります。サイディングを希望のお客様は誰が実際に施工を行うのかを確認してから契約することをオススメします。サイディング自体は15年~20年の耐用年数がありますが、ボードとボードの間にはシーリングという特殊なゴム材で隙間を埋めます。ゴム材ですので、サイディングボードほど耐久性はなく、10年ごとに新しくゴムを入れ替えたり、コーキング打ちかえたりしなければなりません。
窯業系サイディング
石膏を主な原料にしているサイディングで、サイディングの中でも最も出荷量のある材料です。非常に丈夫ですが、主な原料が石膏であるため、防水加工が切れると雨風に極端に弱くなります。
金属系サイディング
表面にアルミやスチールといった金属材を使い、芯材に断熱材を用いたサイディングです。非常に軽いため、既存壁の上から貼る(上貼りサイディング)ことができます。また足場の組めない箇所でも施工ができることから、リフォームの上貼サイディングでは窯業系より金属系を用いることがメジャーです。金属ならではのシャープなストライプやモダンな柄がよく利用されます。表面が金属であることから、物が当たると凹みますし、防水機能が切れると錆が発生することもあります。
木製サイディング
本ではまだあまり主流ではありませんが、木材を加工して製造して製造されているサイディングです。木材特有の質感があり、こだわりのあるお客様に人気があります。現在では燃えにくい不燃材料を用いている製品も出てきております。木材ですので、防水機能の面では他のサイディングと比較すると劣るため、10年に一度上から透明な塗料を塗り、防水機能を維持することをオススメします。
樹脂系サイディング
プラスチックの一種を使用したサイディングです。金属系以上に軽いという特徴があります。また、プラスチックなので、弾力性に優れ、熱伝導率も低いことから夏場でも室内は快適に過ごすことができます。ただし、耐久性は他のサイディングより劣り、劣化が進むと極端に衝撃にも弱くなります。
その他
ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)
コンクリートに空気を混ぜ込んで軽くした外壁で、軽量気泡コンクリートと呼ばれて降ります。断熱性能、耐火性、遮音性が高いのが特徴です。パネルの中に鉄筋や網が組み込まれており、パネルを現場で取り付けた後に塗装していくのが一般的です。見た目はモルタル壁と似ていますが、パネルとパネルの間(目地)が見えます。また、モルタルよりヒビ(クラック)は入りにくいという特徴があります。デメリットは防水性が低いため、塗装の劣化を放置したまま放置すると外装の劣化が目立つことは勿論のことながら、外壁の基盤の腐食にも繋がります。処置が遅れると再塗装ができなくなることもあります。
RC(reinforced concrete)
鉄筋コンクリート壁で、強度はもっとも高い外壁材です。遮音性やデザイン性が高いのもこの特徴です。戸建ではあまり使用されてきませんでしたが、コンクリート造としてデザイン性を売りにしているケースがあります。重さがあり、高度な専門的な知識が必要となりますが、構造計算に基づいていない偽造問題といったケースが近年ありましたので注意が必要です。また、防水効果は他の外壁材より劣ります。劣化するとコンクリート内部に水がしみこみ、鉄骨が錆付いてしまいます。進行すると鉄筋に亀裂が入ったり破損したり、コンクリートが剥がれるなどして、専門的な改修が必要になる場合もあるので、定期的にメンテナンスが必要です。
トタン
30年以上前に主流の金属素材を用いた外装材です。断熱材はなく、金属素材のみのものです。防水性と耐久性には抜群に優れております。ただし、錆や熱に弱く、雨の音が室内まで聞こえたり、錆の進行ではがれたり穴が開いたりします。今ではほとんど使われなくなりました。
- 現場管理との事前打ち合わせ
- 足場・メッシュ(飛散防止ネット)到着
- 高圧洗浄(汚れ・カビ・コケを落とし、塗料をしっかり付着させるため)
- 養生(塗装面以外に塗料が散ってしまわないために。マンションなどでは特に注意が必要で、
排気口が塞がれるなどして、去年までの28年で17件の一酸化炭素中毒事故が全国で起きております。) - 下地処理(ひび割れ、クラック補修、ビス釘等の浮きの補修)
- 下塗り(防水や断熱効果があるのは中塗り・上塗りで使う塗料ですが、基本的に密着力が弱く、
そのまま外壁に塗ってもすぐにはがれてしまいます。下塗り剤は壁と塗料を密着させる接着剤の役割を果たします。) - 中塗り・上塗り(どんな塗料でも、1度塗りでは十分な塗装の膜厚が確保できません。
そのため、2回塗る必要があります。しばしば、『3回塗り』というフレーズを聞くことがあるかもしれませんが、
これは、下塗り+中塗り+上塗りという意味です。) - 付帯塗装(破風板、軒天、雨樋(雨どい)、スリムダクト、錆を落とすための板金部分のケレン)
- 完工検査(職長・現場管理者による完工検査、および施主様完工報告)
- 足場撤去(足場解体撤去)
- 工事完了後作業・清掃(建物廻りの現状復帰、ゴミの回収等の清掃)
- 完了後近隣挨拶(近隣および道路使用上、ご迷惑をおかけした家屋まで)
主に、下記の5つのポイントを満たすか否かの基準を持ちましょう
例えば海の近くであれば、耐久性の高いものを使用したほうがいいですし、幹線道路に面していれば防音性、日差しが強い家屋であれば遮熱性を強化することを考えます。特に今は遮熱塗料のように特殊な塗料もあるので、塗り替えでもある程度対処することが可能です。また、性能だけでなく、ライフプラン・ご予算・色等を総合的に鑑みてお客様の理想のリフォームを実現しましょう。弊社ではそれをプロの目線からお手伝いするために無料で点検を承っております。
お気軽にご利用ください。