外壁リフォーム～リフォーム方法～｜海老名･綾瀬･厚木･座間･相模原･大和･藤沢･茅ケ崎･平塚･寒川でリフォーム

2025.7.19

外壁リフォーム～リフォーム方法～｜海老名･綾瀬･厚木･座間･相模原･大和･藤沢･茅ケ崎･平塚･寒川でリフォーム

こんにちは。神奈川県央エリア（海老名市、大和市、綾瀬市、座間市、厚木市）および湘南エリア（藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町）でリフォーム工事を手掛けている「秀建リフォーム」です。
近隣にお住まいの皆様に向けて、前回はサイディング材の特徴や推奨メンテナンスをご紹介しました。今回はいよいよ、リフォームを検討した方が良い外壁の劣化サインや、いよいよしなければならないケースをご案内いたします。

1. 外壁リフォーム、いつやるのが正解？

新築後10～15年が目安。以下のような劣化サインが出たら、早めのチェックと対策がおすすめです。

・外壁にチョーキング（白い粉が手に付く）が出ている
・カビやコケが生えている
・クラック（ひび割れ）、剥がれ、反り、浮きが見られる
・シーリング（目地）が硬化して割れてる、痩せている
・コーキングに変色や剥がれがある
・塗装面が内部で剥がれている

こうした兆候は、「塗り替え」や「張替え」などの外壁リフォームでしっかり補修することで、雨漏りや構造劣化の予防につながります。

2.外壁材の種類とリフォーム方法

■1. モルタル壁（塗り壁）

特徴：手塗りで仕上げるため、意匠性が高く和洋折衷の建物と相性良し。
補修方法：ひび割れはモルタル補修→下地調整→下塗り→中塗り→上塗り仕上げの５工程が標準。

■2. タイル壁

特徴：ほとんどメンテナンス不要、クラックや目地の剥離に注意。
補修方法：浮きや剥がれはタイル張替え・補修、目地は再充填。

■3. サイディング（乾式外壁）

窯業系サイディング（セメント＋繊維）

特徴：木目・石柄など多彩なデザイン、塗装が必要。
補修方法：塗装前に目地シーリング交換＋下地処理→下塗り→上塗り2回。

金属サイディング（ガルバリウム鋼板など）

特徴：現代住宅の主流、金属製の耐久性と軽量設計。
注意点：湘南沿岸部では塩害対策、また約10年で塗装・表面再処理が必要なモデルも。

樹脂サイディング・木質系

特徴：樹脂成分・木目風仕上げで高意匠。
補修方法：外観を保つためには透明塗装や再コーティングが必要。

■4. ガルバリウム鋼板（露出金属）

徴：軽量でモダン、形を問わない設計自由度が魅力。
補修方法：塗膜の劣化・赤錆対策に10〜15年ごとに再塗装（色によって耐候性が変化）。

■5. コンクリート壁・RC造

特徴：耐久性○、ひび割れに注意。
補修方法：エポキシ注入→ひび割れ補修→再塗装が基本です。

3.その他の外壁リフォーム方法

●カバー工法（重ね張り）

既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねる方法で解体の手間がなく、遮音・断熱効果もアップします。外壁材が劣化していても構造体が健全であれば可能なリフォームです。

＜カバー工法のメリット＞

・コストを抑えられる
・工期が短く、生活への影響が少ない
・断熱・遮音性能の向上
・外観デザインを一新できる

●張替え工事

外壁をすべて撤去し、新しいサイディング材に交換。著しい劣化や内部に不安がある場合には張替えリフォームがおすすめです。

おすすめするのは以下のケースです！

・外壁材の劣化や腐食、反り、割れなどが著しい
・防水シートの劣化が疑われる
・構造的な点検も兼ねて住宅を長寿命化したい
・断熱性能や耐震性を大きく向上させたい

＜張替えのメリット＞

・構造体の劣化も発見しやすく、根本的な改善ができる
・デザインの自由度が高く、家の印象を一新できる
・断熱材や防水シートも同時に刷新可能

4.外壁リフォームの流れと注意点

1.現地調査：劣化状況、ひび割れ、雨漏りの有無、下地の状態を施工業者がチェック。
2.お見積り・提案：塗装・張替え・補強・保証を含めた見積書を提示。
3.シーリング打ち替え：重要な工程。目地パッキンをすべて撤去→新しく充填。
4.下塗り・中塗り・上塗り施工：塗料は最低2回塗り、製品によっては3回塗り。
5.付帯部塗装：破風・軒・雨樋・戸袋・鉄部・木部。
6.仕上げ・清掃：足場解体後、手直し・清掃 → 完工・アフターフォロー書類渡し。
7.保証・アフター：塗装なら7〜10年保証が一般的。外壁材張替えは15年保証が多い。