2020.9.24
海老名市リフォームコラム|珪藻土クロスのメリットとデメリット
天然素材の家って憧れますよね。昔の日本家屋は画像のような天然素材の塗り壁は一般敵でした。しかし、近年では低コスト化で施工のしやすい塩ビ系のクロスを内装材にに使用することがほとんどです。モルタルや漆喰の塗り壁は左官の職人さんが入り、塗料をつくり、調整てその家だけのものを作り上げるので、塩ビ系のクロスよりお金がかかります。
塗り壁に憧れはあるけれど、予算は限られている。そんな多くの方の要望に答えて、天然素材の塗り壁と塩ビ系クロスの間をとった、「珪藻土クロス」というものがあります。大量生産の商品ながら、天然素材の風合いと機能を兼ね備えた「珪藻土クロス」とはなにか、メリットとデメリットを今回はご紹介します。
|珪藻土クロスとは
珪藻土クロスとは、天然素材である珪藻土を内装材として利用しやすいクロスに仕立てた製品です。珪藻土バスマットや珪藻土コースターといった商品が市場では多く出回っていて速乾性と消臭、除湿効果に優れています。
珪藻土クロスは珪藻土の粉末とのりを混ぜて、クロスのベースとなる基材に塗ったものです。
|珪藻土クロスのメリット
塗り壁よりリーズナブル
珪藻土クロスは左官の職人さんが入る塗り壁よりもコストを抑えられることから「塗り壁にするのは費用的にちょっと難しい」という方に向いています。しかし、一般的なビニールクロスと比べれば少し高めです。
ビニール感が少ない
珪藻土クロスは塩ビ系クロスのようなビニール感が少なく、塗り壁らしい落ち着いた奮起を演出できます。塗り壁特有の凹凸が照明があたると、陰影が生まれて、上質な空間に感じられます。光沢も少ないことから、落ち着いた雰囲気になりゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
脱臭・消臭効果あり
珪藻土バスマットやコースターのような速乾性には劣りますが、調湿作用や脱臭・消臭効果もあります。犬や猫を飼っていると、どうしても臭いが部屋の中に充満してしまいますが脱臭・消臭効果がある珪藻土クロスであれば、そのような臭いを軽減してくれます。
自然素材の風合い
珪藻土クロスは自然素材のような風合いで、塩ビ系クロスの少し安っぽい感じに抵抗がある方にはぴったりです。
火に強い
珪藻土クロスは火に強いというメリットもあります。
|珪藻土クロスのデメリット
脱臭・消臭効果調湿作用は本物より劣る
あくまで「珪藻土クロス」であり、本物の天然素材ではありません。本物の珪藻土のような調湿作用、脱臭・消臭効果は持っていません。本物の珪藻土のような効果ではないため、機能性を求めるなら本物の珪藻土を選びましょう。
お手入れが少し大変
凹凸があるのでホコリがたまりやすいです。定期的にハタキやホウキでお掃除が必要になります。
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