2021.4.19
海老名市リフォームコラム|耐震補強リフォームのメリットと費用相場
海老名市や綾瀬市の一戸建てにお住いで耐震リフォームをご検討中の方に今回のコラムでは、耐震リフォームのメリットと費用相場をご紹介します。
|耐震対策の種類
<耐震>
「耐震」は、柱・梁・壁などを補強して、地震の揺れに備える対策のことです。地震で建物が倒壊することを防ぐ対策ですが、建物が地面と強固に密着しているため、揺れがそのまま建物に伝わるというデメリットがあります。
<制震>
「制震」は、制震ダンパーという筋交いを設置して揺れを吸収する対策です。建物の揺れ方は「耐震」とそれほど変わりませんが、振動を抑え、建物にかかる負荷が低減されるというメリットがあります。
<免震>
「免震」は、建物と地面の間に免震装置を設置する対策です。
建物と地盤を離すことによって、建物に揺れを伝えにくくする方法でマンションやビルなどに取り入れられています。
|耐震リフォーム(補強/改修)の主な工事方法と費用
耐震リフォーム|20~25万円
制震ダンパーの筋交いや接続用金具を壁1間(182cm)に取り付けるような耐震補強工事は、20~25万円程度の工事費でできます。柱と柱の間に筋交いをつけることで、床面を補強できます。
耐震リフォーム費|30~40万円
耐震金具を、土台や柱・筋交いに取り付ける耐震補強工事は、設置場所や役割によって値段が異なるため、費用が変動しやすいです。そのため、高額な見積もりを提示してくる悪徳業者もいるので注意してください。目安として、1回のリフォームにおいて10個の金具を施工するとき、30~40万円くらいを目安としておきましょう。
耐震リフォーム費|50万円
外壁に補強材や鉄筋ブレースやフレームを使用して壁の耐震力を高める工事なら、50万円程度の施工費で行えます。築年数が経った木造住宅で実施されるケースが多いです。この耐震リフォームは住居に住みながらでも工事が可能です。内装材を取り除く必要がないので、コストも工期もおさえられますが、住居の内部に関しては補強できないというデメリットがあります。
耐震リフォーム| 65万円
家の外壁材をはがしてから、柱や土台に耐震パネルを設置し、新しい外壁材を被せる耐震リフォームなら、65万円前後の工事費用です。柱と土台の結合が強化されるので、揺れに強い建物になります。
耐震リフォーム費用 80~120万円
屋根材を瓦から金属ルーフなどに葺き替えて軽量化することで、住宅にかかる負担を軽減できます。地震の時の揺れを小さくする方法もあります。施工の際に足場を組む必要があるので、施工範囲が広いと、100万円以上の費用がかかる場合があります。
なお 海老名市や綾瀬市でも築年数が経っている一戸建てでは、コンクリートの増し打ちによる基礎の補強の他、湿気やシロアリが原因で劣化・腐食した部材の補修が必要なこともあり、そんな場合は費用が高くなりやすいです。建物の劣化の具合によってコストも変わるので、総額がどのくらいになるかは、見積もりの際にリフォーム会社に必ず確認しましょう。
|予算内で耐震リフォームしたい時は優先順位を決めよう
建物を全体的に補強しようとすると、その分だけ費用がかかります。
予算を重視して耐震リフォームをしたい場合の優先順位は、以下を参考にしてください。
1.土台や柱の劣化や腐食箇所の修復・交換
2.筋交いによる壁の補強
3.外壁や基礎部分のひび割れ補修
4.瓦屋根を葺き替えて軽量化
特に「木造」の一戸建ての場合には、梁や柱の接合部分の補強が肝心です。「地盤」が軟弱な時は、その分強固な建物にする必要があるため、心配な方は、地盤の調査から対応できるリフォーム業者を選ぶことをおすすめします。
海老名市や綾瀬市の一戸建てにお住いで耐震リフォームを考えている方がいらっしゃればお気軽に秀建リフォームにご相談ください。
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