2020.2.17
海老名市リフォームコラム|トイレ豆知識!タンクレス式とタンク式どっちにする?
秀建リフォームの『リフォームコラム』をご覧いただき、ありがとうございます!
さて今回は、トイレ便器についてのお話です。
毎日必ず使うトイレをリフォームすることになると、”絶対失敗したくない!”ですよね。そしていざ、チラシやネット、ショールームなどで商品を見比べると、形、性能、値段の違う便器が並んでいて、どれがいいのかと頭を悩ませる方も多いと思います。
トイレ便器といえば、昔ながらの「タンク式」と、タンクが無いトイレの「タンクレス式」があります。そこでこの2つを比較し、それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。
↑↑ LIXIL:サティス
タンクレス式トイレのメリット
①お掃除が楽!!
タンク式と比べて余計な隙間やデコボコが少ないです。(特に、後方部分に注目してください!)
またタンクがない分、手洗いスペースの掃除もなし、フタのお掃除も楽々!
②節水効果が高い!!
タンク式と比べて、水の使用量を約半分に抑えられます!
(20年前のタンク式便器と比べ、東京都の上下水道料金で計算の場合、4人家族で年間14,000円程度の節約が見込まれ、消費電力も小さくなっているため電気代と合わせ年間2万円以上節約も可能。)
③連続して水を流せる!!
タンクに水が溜まるのを待つ必要が無いため、連続で水を流せます。
④デザイン性が高い!!
タンクがなくなり見た目がスタイリッシュなので、お洒落なトイレ空間を演出できます。また、タンクがない分室内を広く使うことができ、とにかくスマート!!
↓↓
グッドデザイン賞など デザイン性が評価されています。
パナソニック:アラウーノ(グッドデザイン賞-2007年)
LIXIL(INAX):サティスGタイプ(グッドデザイン賞-2013年)
TOTO:ネオレストRH(レッドドット・デザイン賞-2015年)
タンクレス式トイレのデメリット
①新しいウォシュレットに交換ができない
タンクレストイレの場合、便座だけ購入して交換することができないので注意が必要です。(タンク式ならウォシュレットが故障したときに簡単に新品と交換することが出来ます。)ウォシュレットの寿命は7年から10年くらいといわれますので、その度交換となるとやはり高額になってきます。
②手洗い器がない
タンクが無いので、手洗い器が欲しい場合、別途設置となります。
特にマンションやアパートでは配管工事が別に必要になる可能性がありますので、事前に調査が必要となる場合があります。
③停電時、お水が流せない
タンクレス式は電気を使って水を流しています。よって、停電時には自動では流せなくなりますので、その時は自分でバケツをくんで毎回流すことになります。
④タンク式と比べると価格が高い
もちろん機種にもよりますが、タンク式と比べて価格差があります。
⑤水圧が低いところでは使えない
マンションやアパートなど集合住宅では調査が必要な場合があります。
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タンク式トイレのメリット
①:水圧に関係無く、使えます
(一般的なタンク部に溜まった水で汚物を流す方法です。)
②:タンクレストイレに比べて安価
(お値段を重視されるかたにはポイントになります。)
③:手洗い付きタンクもしくは、手洗い無しタンクを選択出来る
↑手洗い付きタンク式トイレ(TOTO:ピュアレストQR) ↑手洗いなしタンク式トイレ
④:取り付けるウォシュレットや便座など、選択の幅が広い
またウォシュレットなどの消耗部品が故障しても、その部品単体だけの交換ですみます。
※近年、タンク式トイレも節水型タイプの便器が主流!
約10年ぐらい前のトイレだと、大洗浄1回分に流れる水量が13L程必要でしたが、近年の節水型ではその約3分の1の4.8Lぐらいで流せるように!年間でお風呂のお水が200杯程度の節水も可能となってきています。
タンク式トイレのデメリット
①タンク部に水が溜まるまで洗浄出来ない。
連続でお水を流せません。
②凸凹が多く、お掃除が大変。
タンクレストイレに比べて凸凹が多いため、お掃除の手入れが隅々までむずかしい。
③陶器製だと冬場ひんやりする。
タンク式は陶器製が主流ですが、冬場などひんやりして冷たい。
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タンクレス式、タンク式 それぞれに メリット・デメリット がありますので、
トイレ選びで迷われた際、参考にされてみてはいかがでしょうか。
トイレリフォームのご相談はお気軽に秀建リフォームまでどうぞ!!