海老名市リフォームコラム｜2階にお風呂を設置するメリット・デメリット

2022.2.20

海老名市リフォームコラム｜2階にお風呂を設置するメリット・デメリット

海老名市や綾瀬市、座間市や厚木市などの県央地域でのリフォームで、１階の浴室を２階にしたいという施工のご依頼もあります。

２階に浴室を設置すると、洗面室、洗濯室も２階に移動することから、バルコニーへの洗濯動線が短くなったり、プライベート空間を確保しやすくなるなどのメリットがあります。

しかし、水漏れ対策を１階設置の浴室以上に気をつけなければいけない、コスト増などのデメリットもあります。２階に浴室を設置するメリットやデメリットと合わせて、階上に設置可能なユニットバスをご紹介します。

｜浴室を２階に設置するメリット

海老名市や綾瀬市でも立地やライフスタイルの関係から、２階に浴室を設置するご家庭が増えてきました。そこで、浴室を２階に設置するとどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

家事動線を確保しやすい

洗濯物を干すスペースはほとんどが2階に設置されるます。このとき、洗濯機が１階ではなく２階にあると、洗濯物を干すまでの移動距離は短く済むので、洗濯の効率が上がります。浴室、洗濯、物干しスペースが２階にまとまって構成されていると、家事動線が短くなり家事の時短につながります。

プライベート空間を固めることができる

家の間取りを考えた時、寝室のような家族が使うプライベートな空間はお客様には見せたくないものです。浴室や洗濯、物干しスペースなどもプライベートな空間の1つと言えます。洗濯物は特に見られたくないものNo1にあげられるのではないでしょうか。

そして、２階に浴室があれば、来客を気にすることなく入浴することが可能になります。浴室だけではなく物干しスペースや寝室なども２階に集約すれば、お客様(来客)から見える玄関やリビングなどのパブリックスペースとプライベート空間を区別することができます。

｜浴室を２階に設置するデメリット

２階の浴室は１階の浴室と比較すると、ご自宅の状況や家族構成によっては２階に浴室を設置するのを慎重に検討しなければなりません。浴室を２階に設置するデメリットや注意点をご紹介します。

水漏れに備える必要がある

ユニットバスは在来工法の浴室と比較すると水漏れのリスクが低いのですが、水漏れが発生しないわけではありません。万が一水漏れが生じた場合、１階の浴室ならば床下にしか影響を与えませんが、２階以上に設置された浴室の場合には、階下の部屋に水漏れの被害が及びます。特に木造住宅の場合、柱や梁などの躯体に水がかかると家の強度を弱める恐れがあります。

２階に浴室を設置すると、１階から不具合がないか確認できる床下点検口が設けられるため、定期的に水漏れしていないかを確認することが大切になってきます。

パイプスペースを確保する必要がある

２階に浴室を設置するということは、２階まで水を運ぶ、または排水用の配管を設置するためのパイプスペースが必要になり、配管の長さも長くなります。現在の収納スペースを小さくせざるを得なくなった、天井が低くなったなど、１階の部屋の広さや高さに影響でますので、新築や家全体をリフォームされる場合は１階の間取りと浴室の安全性を考えながらユニットバスの設置場所を決めましょう。

シャワーの水圧が弱くなる場合がある

一般的なガス給湯器であれば問題なくお使いいただけますが、オール電化などの貯湯型給湯方式の場合、水圧が落ち、シャワーが弱くなる可能性があります。しかし、エネファームの貯湯タンクはオール電化のタンクより容量が小さく、水圧も高いため水圧が弱くなることはほとんどありません。また、エコキュートは高圧にすればシャワーの強さを保つことができたという機能もありますので、オール電化住宅にお住まいの方で２階に浴室の設置を検討している方は、必ずシャワーの水圧を確認しましょう。